フェンネル ハーブ

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

フェンネルは、最古の作物の一つと言われ、古代ギリシャ時代から料理や薬用として利用されてきました。甘い香りと苦味を持つセリ科のハーブで、魚料理に合うため、「魚のハーブ」と呼ばれています。フェンネル

フェンネル

フェンネルの利用方法

フェンネル魚料理白身魚のポワレ
フェンネルは、アニスのような香りで、特に魚臭さを消す風味づけに適しているので、種子も葉も生魚や塩漬けの魚の臭み消しに使われます。口臭を消す作用があることから、インドでは食後にフェンネルの種子を飲む習慣もあるようです。
フェンネルティーフェンネルのハーブティー
フェンネルティーは、フェンネルシードを利用しますが、スパイシーで甘みのある香りがありさっぱりとしています。綺麗な色のハーブティーになり、古代ギリシャ時代からダイエットの助けになるハーブティーとされていたようです。
フェンネルの種子フェンネル種子
フェンネルの種子は、風味が強く、パン、クッキー、リキュールなどの香味づけなどに使用します。また、消化を助ける効果があることから胃腸薬にも利用されています

フェンネルの品種について

フェンネルには一般的なスイートフェンネルの他に株元が肥大化する「フローレンスフェンネル」葉の色が赤銅色の「ブロンズフェンネル」など、いくつかの種類があります。

いずれも直根性(太い根が出る)で草丈も高く育つので、野菜として利用することができます。

フローレンスフェンネル ブロンズフェンネル
フローレンスフェンネル ブロンズフェンネル

フェンネルの若葉や種子はとても風味が強く、スパイシーで個性的な香りがします。また、その効能は、肩こり、むくみ、食欲不振、便秘、二日酔い、ダイエット、更年期障害など幅広く、美容や健康に関するいろいろなアイテムに使われています。ただし、いずれの場合でも多量に摂取しないことを心がけ、妊婦さんは使用をさけて下さい。

学名 Foeniculum vulgare
英名 Fennel
別名・和名 スイートフェンネル、ウイキョウ
原産地 地中海沿岸
分類 セリ科 / 多年草
大きさ 1.5~2mほど
種まき・植え付け 4~5月、9~10月
開花時期 5~7月
収穫時期 3~11月
日当たり・耐寒性 日当たりを好む / 耐寒性あり
水やり 排水の良い場所に種は直まき。(乾燥ぎみに育てる)
用土・肥料 乾燥気味の土を好む。凍結予防に腐葉土などを敷く。肥料は春と秋の2度程度
利用部位 葉、種子、茎
効果・効能 消化を助ける、口臭ケア
利用方法 ハーティー、料理、ヘルスケア、染色、園芸
花言葉 精神の強さ

Fennel