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ヤロウというハーブには、赤、ピンク、黄色など、さまざまな花色がありますが、コモンヤロウの花は白です。
ヤロウは、古代ギリシャ時代から薬用ハーブとして利用されてきましたが、特に止血という傷の治療に重宝されていたようです。
ヤロウのハーブティー
ヤロウのハーブティーは、少し辛味があるのが特徴で、スッキリとした後味です。
乾燥させたヤロウを大さじ1杯をポットに入れて熱湯を注ぎ、蓋をして2~3分蒸らして出来上がりです。 |
ヤロウのハーブティーの効能
ヤロウティーには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、疲労がたまっているときや風邪などで体力が落ちているようなときに飲むのが良いとされています。発汗を促し、毒素を体外に排出する働きがあるハーブティーで、他にも痔や無月経の症状の改善に役立つと言われています。
また、ヤロウ+エルダー+ミントのブレンドティーは、風邪をひいた時の定番で、古くからヨーロパで飲まれています。
また、ドイツでは女性の健康維持の為にヤロウのハーブティーが飲まれていますが、多量に用いると、めまい、光過敏症、アレルギーの原因になることがあるので、妊娠中の飲用は避けた方がいいでしょう。
ヤロウの利用方法
夏の終わりまで咲くヤロウの花は、乾燥させてポプリや香りの花束、リースの彩りとして利用できます。
押し花にしてカードやしおりのアクセントにするのも、かわいくてオススメです。
ヤロウの栽培
栽培のポイント
ヤロウは、日当たりの良い場所を好むので、株間を十分に開けて植え付けます。耐寒性はあり、やや乾燥気味の土地を好みます。
学名 | Achillea millefolium |
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英名 | yarrow |
別名・和名 | セイヨウノコギリソウ |
原産地 | ヨーロッパ、西アジア、北アメリカ |
分類 | キク科 / 多年草 |
大きさ | 30cm~50cm |
種まき・植え付け | 4~6月、9~10月 |
開花時期 | 5~8月 |
収穫時期 | 5~8月 |
日当たり・耐寒性 | 日当たりを好む / 耐寒性あり |
利用部位 | 茎葉、葉、花 |
利用方法 | ハーブティー、切り花、園芸、クラフト |
花言葉 | 戦い、悲嘆を慰める |
yarrow