ミント ハーブ ( アップルミント )

ミントの一種アップルミントは、「スペアミント」や「ペパーミント」ほどメントールの爽快感は強くなく、フルーティーなりんごの香りがさわやかです。
アップルミントのやさしい香りを活かして、ハーブティー、ハーブポプリ、ハーブの香りの入浴剤などに使用されています。

アップルミント

アップルミントの特徴

アップルミントは、耐寒性の多年草なので、植えっぱなしで毎年楽しめますが、地域によっては冬の寒い時期だけ地上部分がなくなってしまうことがあります。
繁殖力は旺盛なので、他の植物の近くで育てる場合はレンガなどで仕切りをしておかないと、後からの駆除が大変です。コンテナか鉢植えの方が管理しやすいかと思います。
アップルミントの葉は、丸く明るいグリーンが印象的で草丈は、30ｃｍ～1ｍ位になります。

アップルミントの花
アップルミントの花の色は、白～薄い桃色、薄紫色で種類によって違います。香りは、りんごとパイナップルを足した感じですが、メントール感はさほどなく、フルーティーな香りが特徴です。

applemint

個性豊かなミントたち

パイナップルミント：白かクリーム色の斑の 入った葉が特徴のアップルミントの変種で、パイナップルの風味がある珍しいミントです。 見た目にも可愛らしく、 アメリカではとても人気がある品種で、ドリンクやデザート、サラダなどに使われています。

オレンジミント：フルーティーなオレンジの香りがするミントで、ミントティーにして飲むとリラックス効果で心も体もリフレッシュできます。栽培も容易で初心者でも簡単に育てられますが、繁殖力旺盛なので広がりすぎに注意が必要です。

グレープフルーツミント：ペパーミントとアップルミントの交配種で、グレープフルーツのような柑橘系のやわらかな香りがします。秋になると藤色の花を咲かせますが、他の植物に侵害するほど繁殖力が強いので地植えより鉢植えの方が扱いやすいと思います。

オーデコロンミント：草丈が60～90cmくらいまで伸びる大型のミントで、特色の香りがします。成長も早く丈夫で育てやすい種類で、水遣りにさえ注意すれば肥料をあげる必要がないほど強いミントです。ポプリとして使われることが多いです。

ブラックペッパーミント：ブラックペパーミントの葉は濃い緑色で大きく、茎も濃く紫がかっていて、別名ブランデーミントとも呼ばれます。ペパーミントの園芸品種で丈夫で育てやすく、香りも強いミントです。ハーブティーや料理にも使われます。

ミントは、香りの良いものが多く、料理やデザート、お菓子の香料やアクセントとしてよく使われています。